2013-Den − Concept
・・・なんとなく、思うこと・・・
最近は、artistにも「プレゼン能力」だかが必要らしい。
たしかに、「商業的」には身に付けたほうが手っ取り早い。
そんなことを要求されたら、こんな僕なんか、どうしたらよいのか。
人前に出ること、話すこと、言葉で考えることが全く苦手なんで。
そもそも、そういう「社会性」を嫌い、避け、逃げ続けて来て、やっとそこそこ生きていられるというのに。
そんな能力がすぐに身に付くような人は、「真っ当な」生き方をすれ ばいい。
営業マン、政治家、評論家、教師、タレント、お笑い芸人など、選択肢は広大だ 。
言葉も表現手段に含まれているのならいいんだけど。
ネットでも、artistが語っていたり、書いていたりするのをよく見かける。
たいてい、陳腐であったりコジツケだったり矛盾だらけだったりするが。
artistにとって、言葉にすることで社会と関わろうとする行為に どれほどの意味があるのだろうか。
もっと世間に出ていった方がいい、などと言われたりもする。
ほっといてくれ~。
---「 絆 」という言葉が 、今は 、もっとも怖い 。
淡々と制作していれば、それだけでいいんじゃないのかな。
そうしていたい。
・「ある」と「ない」・・・「ある」は「ない」であり、「ない」は 「ある」だ、と思う。
・「ささやかな気づき」・・・ふと心に浮かんだこと、たまたま生じたことを、いとおしく思う。
・「簡便さ」・・・手間のかかること、頑張らなきゃいけないことは、やらない、やれない。